びわの葉エキスの作り方
びわの葉エキスの作り方
自院で使っているびわの葉エキスの作り方を紹介します。
今回は分量を1.8L分としています。
用意するもの
- びわの葉・・・150g・一年以上の濃い緑色で肉厚の葉
- ホワイトリカー・・・焼酎 35度 1800mlを一本
- 広口瓶・・・・ガラス製ビン・2Lを一ビン
ホワイトリカー1.8Lに対し、びわの葉は150g程度使います。
びわの葉エキスの作成手順
びわの葉を水で洗い汚れを取る。たわしなど使ってもよい。
洗い終わったら、水気をふき取りハサミで3㎝幅くらいに刻む。
刻んだ、びわの葉を乾燥させる。
広口瓶に、刻んだ葉とホワイトリカーを入れる。
瓶を密封して涼しい暗所に保管する。
夏場では3ヶ月、冬場では4ヶ月程度でびわの葉エキスが抽出される。作成日など記載しておくとよい。
びわの葉エキスの瓶を、週に一回か二回ほど振って混ぜる。
びわの葉からエキスが抽出されたら、葉を取り出し完成。
びわの葉エキスの使い方と効能
びわの葉エキスには、アミグダリン(ビタミン17)が含まれており、鎮痛作用や殺菌作用があります。
びわの葉エキスの温湿布
びわの葉を浸み込ませたガーゼなどをラップで包み、患部に張り付け、使い捨てカイロなどで上から温めて温湿布をする。
打撲や捻挫、腰痛、肩や肘、膝の痛み、五十肩、リウマチなど
びわの葉エキスでうがい
口内炎や歯槽膿漏、のどの痛みなどに、エキスを4倍~5倍に薄めてうがいをする。刺激が強いようであれば更に薄めて行う。
患部に塗布
虫刺され、かぶれやニキビの場所に適度に薄めて塗布をする。
びわの葉エキスで温灸
びわの葉エキスを浸み込ませたガーゼの上に、紙を被せて、その上から、市販の温灸器を使い患部を温める。
びわの葉エキスの化粧水
びわの葉エキスと精製水を1:4の割合で薄める。(びわの葉エキス:精製水=1:4)お好みで保湿液(グリセリン)を少量入れても良い。一定期間使っていると肌のツヤが良くなります。
ここで紹介した、びわの葉エキスの作り方及び使い方は、ご自身の責任において行い、肌に合わない時は使用をお控えください。